業績ハイライト

最終更新日

2024年6月25日

当期の業績概況

  当連結会計年度(2023年4月1日~2024年3月31日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症にかかる活動制限の緩和を受け、経済活動は回復の動きが見られたものの、地政学リスクの高まり、円安の進行による物価高、金融資本市場の変動など、景気の先行きに対する不透明感が高まりました。
 自動車販売業界におきましては、年度を通しての軽自動車を含めた新車の登録台数は、451万台(前期比3.2%増加)となりました。国産中古車マーケットにつきましては、軽自動車を含めた中古車登録台数は644万台(同2.5%増加)、外国メーカー車の新車登録台数は、24万台(同0.6%減少)となりました。
 このような状況下、当社グループの財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
 売上高は、前期に比べ1,216百万円増加の154,563百万円(0.8%増加)となりました。
 このうち、商品売上高は、前期に比べ230百万円減少の132,510百万円(0.2%減少)となりました。修理売上高は、前期に比べ1,428百万円増加の15,535百万円(10.1%増加)となりました。また、手数料収入は、前期に比べ18百万円増加の6,516百万円(0.3%増加)となりました。
 売上原価は、前期に比べ879百万円増加の127,906百万円(0.7%増加)となりました。
 販売費及び一般管理費は、前期に比べ923百万円増加の17,556百万円(5.6%増加)となりました。経費率は、11.4%と前期に比べ0.6ポイント増加いたしました。
 営業利益は、前期に比べ585百万円減少の9,099百万円(6.0%減少)となり、営業利益率は、5.9%と前期に比べ0.4ポイント減少いたしました。
 営業外損益は、純収益が前期に比べ51百万円増加の264百万円となり、経常利益は、前期に比べ534百万円減少の9,364百万円(5.4%減少)となりました。
 特別損益は、特別利益として投資有価証券売却益等、127百万円を計上しましたが、一部店舗の減損損失を351百万円計上したことにより、224百万円の純損失となり、税金等調整前当期純利益は、前期に比べ397百万円減少の9,139百万円(4.2%減少)となりました。
 親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に比べ524百万円減少の6,172百万円(7.8%減少)となりました。

財務諸表

(単位:百万円)

     

2020年3月期
2021年3月期
2022年3月期
2023年3月期
2024年3月期
売上高99,984
116,659
131,120
153,346
154,563
営業利益5,430
6,039
8,300
9,685
9,099
経常利益5,608
6,250
8,485
9,898
9,364
親会社株主に帰属する当期純利益3,715
3,887
5,744
6,697
6,172
純資産額45,773
48,834
53,613
58,624
63,111
総資産額71,133
74,822
78,663
81,300
85,535
営業活動によるキャッシュ・フロー2,498
11,033
3,616
△1,213
7,721
投資活動によるキャッシュ・フロー△6,493
△3,004
△3,185
△1,618
△2,884
財務活動によるキャッシュ・フロー1,867
△2,514
△2,929
△2,767
△2,004
現金及び現金同等物の期末残高9,951
15,465
12,967
7,367
10,199
1株当たり当期純利益¥118.45
¥123.49
¥181.13
¥209.16
¥190.90
1株当たり純資産¥1,438.29
¥1,526.27
¥1,661.77
¥1,801.55
¥1,922.04
1株当たり配当額¥37.00
¥41.00
¥56.00
¥68.00
¥60.00
自己資本比率63.5%
64.3%
67.2%
71.2%
72.9%
自己資本利益率(ROE)8.5%
8.3%
11.4%
12.1%
10.3%